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どうでもいい映画のしりとりエッセイ


「どうでもいい映画」に関する エッセイなのか, 「どうでもいいエッセイ」なのか, このタイトルだけでは 判別できないが,要するに両方,ということである.
  1. The Untouchables
  2. Field of Dreams
  3. 物を壊す映画 コンピュータグラフィクス映画
  4. Austin Powers
  5. スーパーモデルの映画出演
  6. 分野外の進出
  7. こんなに大人になっちゃって
  8. 年齢詐称映画
  9. タイムマシン映画
  10. こんなストーリーあり?
  11. この人にこの役あり
  12. American Beauty,Contact
  13. "Brat Pack"
  14. Twinpeaks
  15. You do the math.
  16. 画像の検索
  17. ラックス・スーパーリッチ系
  18. L' Appartement

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#01 The Untouchables (87)

 これは,私のもっとも好きな映画の一つだ. 公開された当時,監督がBrian de Palmaだったために,これは必見と感じ,佐藤明男君 (男で残念)を誘って新宿に見に行った.映画館でサークルの 同輩の女の子が後輩を誘って来ていたのに偶然出会って唖然と したものだ.
 ま,そんなことより映画の話. この頃のde Palmaは,後にMission Impossibleを撮るほどまだ大衆化しておらず, 結構マニアック的な存在だったように思う.僕は彼の カメラワークが好きなので,Body doubleやDressed to killなどを佐藤君に薦めていたに 違いない.The Untouchablesは,de Palma作品としてはこれまでにない規模だったので,その ことに私はひたすら感動したものだ. de Palmaは,小道具を完璧に揃えることで定評があるが, 実はこの映画の中で少なくともミスを2つ犯している. 一つはシカゴの駅のシーン.乳母車が階段から落下する間に 壁時計の時間が30分経ってしまっている.もう一つは,マッチ棒の数. 重要なポイントとなる紙マッチが最後の方で増えているのだ .探せばもっとたくさんミスがあるかもしれない.だけど, こういう映画の楽しみ方をしている私はいかんかなあ.
 de Palma監督は,この頃「血しぶき」 を撮らせたら一番,と言われていたものだ.The Untouchablesにも,カポネ役のde Niroがバットで仲間を 処刑するシーン・エレべ−タの中の「touchable」シーンと かSean Conneryの助演男優賞受賞作の血まみれシーンなど見どころ 十分なのだが,アメリカに来て一般放送のテレビでは, これらがすべて暴力シーンに分類されているらしく, 完全にカットされてしまっていたのが印象的だった. (もちろん有料の映画チャンネルではそんなことはないのだが).
 Kevin Costnerの出世作, Andy Garciaの実質デビュー作,とまさにこれは男の 映画だった.女優はCostnerの妻役でPatricia Clarksonが出てるだけだ.これから書いていく映画の 話の中でも,これは非常に珍しい.
 最後に悪党役の白スーツ男がやっつけられたとき, 映画館の中で拍手喝采して喜んだ奴がいた. 映画の楽しみ方をひとつ教わった気がしたものだ.(1999.10.8)

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#02 Field of Dreams (89)

 Kevin Costnerは,いつも良い役 しかしないので私は 不満だ.彼がいると必ず勧善懲悪が 実現されてしまう ので,たまには「正義はやはり勝てなかった」という 不条理映画を期待してしまう.(そんなの作っても ヒットしないからだめかな).
 Kevin Costnerが日本でブレーク したのは,Field of Dreams (89)だった.これを渋谷でデート映画として見たとき, 偶然に伊庭君に会ってしまい,お互い「いやあ,連れが いてさあ」とうれしはずかし挨拶したものだ.僕はその後 彼女と結婚したのだが,伊庭君はどうしただろうか.
 ま,そんなことより映画の話. トウモロコシ畑をつぶして 野球場を作ってしまう話だ.話の途中で(サリンジャーを モデルにしたと思われる)「有害」作家の作品の是非を問う 場面があり,それまでおとなしかったKeven Costnerの妻役の Amy Modiganが突然活気づく.この豹変 ぶりが好きで,僕はAmy Modiganの名前を記憶したのだが, その後 Female Pervision (96)というマイナーな映画で彼女は下着スリをする まで落ちぶれた役をすることに なってしまった.似合っていたが,トウモロコシ畑を潰した 代償は大きかったのだ.
 トウモロコシ畑をつぶした最後は 「みんな野球場を見にやってくる」ということだったが, 実際アイオア州のロケ地は,いまだにこの映画のファンが 来るんだそうである.しかし実のところアメリカの中西部は, 起伏のない果てしない平原にトウモロコシ畑しかないのだ. 何時間運転してもトウモロコシしか見られないのだから, 野球場があったら立ち寄りたくなる,というのが人情では ないだろうか.
 子役の髪の長かったGaby Hoffmanは 当時7歳.その後もVolcano (96)などでも登場しているがやや太めになってしまった. あんまり賢い役をやれそうもないのが,少し残念である. (1999.10.9)

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#03 物を壊す映画 コンピュータグラフィクス映画

 Volcano(96)は,カリフォルニアのある街が火山活動によって 大災害を被る話だ.Gaby Hoffmanの父親役のTommy Lee Jones がレスキュー隊長として大声を張り上げて活躍している. Tommy Lee Jonesは,Men in Black(97)ですでに地球に居候している 宇宙人の監視役もしていたが,大声の似合う親父である.その昔の ウエスタン映画でも見かけたが,やはり大声の似合う役だった.
ま,それはさておき,豪快に物が破壊されていくシーンは,映画を エンターテイメントとして作り上げる要素の一つだ.ウルトラマン で京浜工場地帯が何回にも渡って全滅させられた例を挙げるまでも なく,このVolcano以上に,Titanic(97)しかり,Independence Day(96) しかりである.
 昨今どんなにコンピュータグラフィクスが台頭してきたとは言え, これらの映画のメインとなるシーンはどれもある程度実写が絡ん でいるから侮れない.タイタニックでは甲板部分の実物大が実際 に90度の角度までせり上がる装置が作られたそうだし, Independence Dayでは一瞬で破壊されるホワイトハウスの模型の 制作に数カ月要したそうだ.初のオールコンピュータグラフィクス が売り物だったToy Story(96)も制作半ばでストーリーの大変更が トップダウンで言い渡されたという.客は斬新な映像には5分で飽 きる,結局映画はストーリーが決め手,という話を聞くと何となく ほっとさせられる.
 近未来ものでは,コンピュータグラフィクスが主流にならざるを得 ないが,最近のMatrix(98)などのめまぐるしい画面の展開には 「ついていけない」自分に,私もそろそろ次の世代とのギャップ を感じてしまう. 予算のある限り車が破壊されてゆく意味のないカーチェイスの方が アメリカ映画らしさを感じてしまうのは偏見だろうか. (1999.11.12)

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#04 Austin Powers (97/99)

 意味のない映画,といえば,最近ではAustin Powersを 挙げたい.マイク・マイヤーズ(Mike Myers)が自作主演の この映画は,97年に第1作が公開されると,そのくだらなさ と品のなさでアメリカ中を席巻し,99年に第2作が公開され るとまたブームを起こした.ビデオがレンタルビデオ屋に ならべばレンタル率1位,マドンナのプロモーションビデオ にマイク・マイヤーズが役そのままで登場するなど,根強 く支持されているようだ.基本は大人向けの勧善懲悪映画 だかスパイ映画なのだが(正確にはシークレットエージェ ントですか),60年代のイギリスの極彩色のヒッピー文化 を回顧するのが目的で,子供も見られるようにR指定になら ないすれすれのところで表現を押さえているのが人気のも とか.かくいう私もモデルのエリザベス・ハーレイ( Elizabeth Hurley)が見たくてビデオを借りたし,「ツイン・ ピークス」(90)以来あまりお目にかかることができなかっ たヒーサー・グラハム(Heather Graham)が見たくて映画 館まで行ってしまった.観客は結構喜んで大笑いしながら 見ていたが,私にとっては「こんなお下品なところで,み なさんそんなに盛り上がるんですかあ」といったカル チャーショックで元が取れた気がした.日本でどれだけ流 行ったかは知らないが,あまり日本人にはウケないだろう. まあアメリカの映画は,ロードショーでも6ドル位が相場だ から気楽なんである.
 マイク・マイヤーズがノリとして目指していたのは,は るか昔のIn Like Flint(67)(邦題は「電撃フリント・アタッ ク作戦」というらしい)だったかもしれない.通じる人に は通じるだろうか(そんな人はいないか).ちなみに,こ の映画もまた,別の目的を持って楽しまないと,後悔して しまう映画である.特にここでは「別の目的」とは何かに ついて解説する気はないが.(2000.1.30)


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#05 スーパーモデルの映画出演

 ファッション業界で名前が知れ渡っているモデルは, スーパーモデルと呼ばれている.日本のモデル業界では, 若い人ばかりがモデルとしてもてはやされるが,スーパー モデルと呼ばれている人たちは30代後半でも凛として活躍 しているのが,頼もしい.
 さて,前回登場したエリザベス・ハーレィ(Elizabeth Hurley, 65年生まれ)は,その一人だ.私生活では俳優の ヒュー・グラント(Hugh Grant)と交際していたということ だが,ヒュー様が酔っ払うごとに逮捕されるので,愛想を つかした,とのことは,タブロイド紙読者にとっては周知 の事実だ.エリザベス・ハーレィは,冷たい視線もできるの で,Passenger 57 (92)で,スチュワーデスからハイジャックに 豹変する役など,役の幅がやや広い.
 それに比べて残念なのは,シンディー・クロフォード (Cindy Crawford, 66年生まれ)がFair Game (95)以降, ほとんど映画に出ていないことだ.Fair Gameでは, ほとんどノリが彼女のエクササイズビデオだったために, 本人が限界を感じた,との記事も日曜版新聞に載っていた. 当時は俳優のリチャードギアと結婚していたし,まあ,この クラスのモデルになると,焦るように映画出演する必要もない のだろう.そう考えると,スパモデの映画出演作をチェック しておくのは,逆にたいへん意義があることなのかもしれない. (こういうこじつけの誇大文章は,研究予算申請書ではたいへん 重要な手段なのである).
 エル・マクファーソン(Elle MacPherson, 64年生まれ)は, Sirens(94)がまあおすすめ.The Edge (97)では単なるモデル役. かつてデミ・ムーアが雑誌の表紙で妊婦ヌードになって話題になった が,エルマクも昨年の妊娠ヌードで表紙になった.だけどあんまり 話題にならなかった.2番煎じの宿命だ.
 ポーリーナ・ポリツコバ(Paulina Porizkova, 65年生まれ) は,Her Alibi(89)で,ものすごく魅力的だった.チェコ語を しゃべっていたのが自然だった.が,その後数年間映画出演が なく,Female Perversions (96) では,盛りを過ぎてしまった 感がある.「月は隈なきを,花は盛りにのみ見るものかは」という 兼好の言葉通り,私はそれが悪い,と言っているわけではない.
 なかなかいいテーマなので,この項続く.(2000.2.6)

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#06 分野外への進出

 よく知られていることだが,アメリカでは映画女優とテレビ女 優は確実にレベルが異なり,前者が上である.だから,ブルック シールズがテレビのコメディ番組のレギュラーになったとき,そ のこと自体が話題になった.逆に,ヘレン・ハント(Helen Hunt) が映画に出たときは,共演する俳優間で,ぎくしゃくしたものが あったらしい.そして,どちらの俳優女優もコマーシャルには絶 対出ない.出たら最後,俳優としてのイメージが傷つくことにな る.
 だから,日本のコマーシャルにハリウッド俳優が出てくること は,とても驚くべきことなのだ.「おいおい,マイケル・J・ フォックスやメグ・ライアンがこんな小さな車に乗るかよ.なん で,ジャンレノとカタリーナ・ゼータ・ジョーンズが缶コーヒー を飲んでいたりするんだ.」日本から送られてくるビデオを見な がら,一人憤慨しているのは私だけだろうか.
 もっともCM出演する出稼ぎ外人たちも,本国ではそのことが 絶対ばれないように,とスポンサーと契約している場合もあると か.一度タブロイド紙が,日本のCM事情を特集している記事を 読んだことがあるが,「日本の英会話学校が,カナダ出身でフラ ンス語なまりの英語を話す歌手セリーヌ・ディオンを起用してい る」との指摘もあり,日本人の宣伝戦略がコケにされていた.(で もこれは英会話学校イーオンがディオンと韻を踏むことを優先さ せたためであろう.なかなか無神経な話ではあるが).
 分野外進出にちなんで,映画女優の中で,スーパーモデル界で 君臨できそうな人は誰だろうか.すぐ思いつくのは, Emmanuelle Beart, Juliette Binoche, Romane Bohringer, Sophie Marceau....おっとみんなフランス人だ.Marie Gillain ベルギー出身. Kristin Scott-Thomas イギリス出身.ア メリカ人だと,Dana DelanyとかRoma Downey, Marlee Matlin...かなあ.(趣味に走ってしまいました.すみませ ん).(2000.2.23)


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#07 こんなに大人になっちゃって

 日本の芸能ニュースによると,007最新作封切りにちなんで先 頃,ソフィー・マルソー(Sophie Marceau)が来日したようである が,「『ラ・ブームBoum, La (80)』で主役だった女の子がこん なに大人になっちゃって...」というような記事があったが, 失礼な話である.ソフィー・マルソーは露出度を高めながら,こ れまで順調に(マイナーな作品で)ファンを魅了し,『ブレイブ ハートBraveheart (95) 』でハリウッド作品にも登場するように なっているのだ.いきなり大人になったわけではないのである.
 だけど「あの子役がこんなに大人になっちゃって」という感覚 はよくあることだ.『ラ・ブーム)』公開当時は,ソフィー・マル ソーの母親役がブリジット・フォッセー(Brigitte Fossey)だった. 『禁じられた遊び』の女の子(当時6歳)が,34歳で母親役になって いたので話題になった.
 『E.T.(82)』で達者な女の子役だったドリュー・バリモア (Drew Barrymore)も『バッドマン・フォーエバー(95)』が公開 されたとき「あの子がこんなに発育しちゃって」(鈴木真吾君 談).どちらも子役の印象が強くインプットされているからこそ の驚きだ.だから僕は『大草原の小さな家』を見ていなかったの で印象がなかったが,『ビバリーヒルズ高校生白書』にシャノン・ ドハーティ(Shannen Doherty)が出てきたときは同じような ショックを受けた方もいたことだろう.
 同種の異次元体験は,いろいろバージョンがある.オード リー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)の最後の作品となってし まった『Always (89) 』.これに出るまで彼女自身もかなりブラ ンクがあったので,50-60年代の彼女の黄金期のイメージしかな い人は「こんなにお年を召しちゃって」.キャスリン・ターナー (Kathleen Turner)も『Serial Mom (94) 』に出演したときは, 「こんなすごいおばさんになっちゃって」.(2000.2.23)


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#08 年齢詐称映画

 しばらく間があいてしまったが,Kathleen Turnerの 『Serial Mom (94) 』から話を続けよう.この映画は実話 に基づいている,という,ある「おばさん」の話である. 彼女の信念に反する人は皆殺されてしまうというストーリー だ.それはレンタルビデオを巻き戻さない人だったり,ゴ ミの分別をしない人だったり,白い靴を履く人だったりす る.当時40歳のKathleen Turnerが,ややたるんだ二の腕 を惜しげもなく振りかざすのは怪演であった.実は彼女は その8年前に『ペギー・スーの結婚Peggy Sue Got Married (1986) 』という映画の中で高校生時代にタイムス リップする.これは,当時32才のキャスリンターナーが16 才に若返る役になったので,かなり無理があった.公開当 時,お金を払ってこの映画を見たある客は,子役のHelen Hunt(それでも当時23)の方をもっと出せ,と憤慨したと いう.
 『サウンドオブミュージックThe sound of music (65)』 でトラップ家の長女16才のリズリー Liesl von Trapp 役を 演じたCharmian Carrは,随分発育がいいなあと調べてみ ると当時23才だった.先生役のJulie Andrewsが30才だっ たので,これはずいぶんと年齢詐称であった.彼女はその 後目立った女優活動がなく,デザイン会社を営んでいるよ うだが,『サウンド・・・』の大ファンだった,マイケル ジャクソンが自宅の内装を彼女に依託した,そうである.
 逆に若く見えてしまう,という俳優の代表格は,マイケ ルJフォクスだろうか.彼の出世作となった『バックトゥザ フューチャー(85)』は,その後第2作(89)第3作(90)と続い たが,高校生を演じた彼の年齢は,24歳・28歳・29歳で あったのに全く違和感がない.最もシリーズの第3作は,彼 の年齢を考慮して第2作と続けて撮影したそうだ.最近の芸 能ニュースによると,彼は91年からパーキンソン病だとい う.回復を祈りたい.(2000.8.13)

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#09 タイムマシン映画

 タイムマシン映画は多いが,未来に行くか過去へ行くか によって,その映画の分類がサイエンスフィクションか, 時代劇かに分かれてしまう.『バックトゥザフュー チャー』は第1作で両親の青春時代へ,第2作で未来へ行っ たが,3作目は西部劇になってしまった.制作費を考えると, この流れは自然なのかもしれない.
 そもそも映画は,現実にあり得ないことも可能にするも のだが,タイムマシンを使おうとするとストーリーに必ず 無理が出てしまう.『The final countdown (80)』とい う映画は,現代のアメリカの一艦隊が嵐に飲まれて何故か 真珠湾攻撃の前日にタイムトリップする話である.ストー リー自体は面白いのだが,その嵐の場面がどうにも見てい られない.
 特殊相対性理論によれば,時間の進み方は時間を測る人 の運動状態によって変わる相対的なものである.光の速さ に近いスピードで運動する人の時計は,静止している人の 時計から見れば,全く進まないことになる(これを浦島効 果という).だから,光速に近いロケットで旅行して地球 に帰ってくれば,浦島太郎のごとく,自分だけ若く,知り 合いが皆歳を取っているか死亡してしまった未来に帰って くることになる.
 『猿の惑星』第一作の最後の場面は,この理論から言え ば,実に正しい.第何作目かで猿が地球にやってくるストー リーがあるが,これは確かブラックホール近傍の強い重力 の影響,という理由だった.これはあり得ない.現在の物 理学の知識では過去へはもどれないのだ.(2000.8.13)

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#10 こんなストーリーあり?

 こんな馬鹿な話があるかよ,と思いつつも,ひょっとし たらあり得る話かな,と思わせる,ほのぼの映画という分 野もある.私は結構好きだ.丹波哲朗の『死んだらどうな る』も好きだけど,ここではもっとまともな話をピックアッ プしよう.
 『Oh, God! (77)』は,何の変哲もない一市民の所に「神 様」がやってきて,人類の行き過ぎを憂う話だ.その神様 が公園のゴミ回収人の格好をしているし,その姿は本人か らしか見えないものだから,信じる・信じないの騒動が起 きる.見方によっては,このストーリーは宗教の本質を描 いているようにも思えてくる.神様役は当時81歳のGeorge Burns.この映画も続編が2つばかりあるらしい.ちなみ に,George Burnsはその後100歳まで俳優業を全うした.
 『Heaven Can Wait (1978)』は,天国の手違いで死ぬは ずのなかった人が事故に遭い,仕方なく他の人の身代わり になって地上に降りてくる,という話.カッコイイ役しか やらないWarren Beatty が,やはりカッコイイ役で活躍し てくれる.話ができすぎ,の感がないこともない.でも中 学生時代,テレビでこの話を見たときは楽しんだ.デミ・ ムーア主演の『Ghost (90)』も,基本的にはこのノリをもっ とロマンチックにしたもの.天国地獄づいてしまうのも避 けたいのでこの話は別稿に回そう.
 最近の映画で意表をつくストーリーだったのは,『The Truman Show (1998)』.主役のJim Carryは,演技の行 き過ぎで好きではないのだが,「ある一人の男を,本人に は気づかれずに,生まれてからずっと全世界に生中継する」 という設定は,無理もあるが意外性の方が勝った.「生涯 一つの町から出ていこうとしないのは,本人に責任がある」 として生中継を継続する仕掛け人と,何か周りがおかしい とやっと気づいた本人の話である.(2000.8.13)

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#11 この人にこの役あり

 またしばらく間があいてしまったが,『The Truman Show (1998)』から話を始める.これに出ていた Laura Linneyが昨年の『You can count on me (2000)』でオスカーにノミネートされ ている.巷ではJulia Robertsの方が話題になっているが,Richard Gereを相手にし た役としては私は,Julia Robertsの『Pretty Woman (1990)』より,Laura Linneyの 『Primal Fear (1996)』の役の方がすきである.しかしどちらもアメリカ女性のありそうな 両極端の姿だとは思う.しかし,Pretty Womanを初めて観たときは,『An Officer and a Gentleman(1982) 』と同じ終わり方だったので唖然としましたなあ.最後に女の子を 迎えに来て抱えて出ていく設定は,すっかり渋谷のモアイ像(Richard Gere)の定番 になったか,と思ったもんね.Primal Fearでも同じ終わり方をして欲しかった.そ れはストーリー上無理な注文か....
 しかし,Primal Fearでなかなかの演技者だった犯罪者役のEdward Norton,そのあ とすぐの映画『The People vs. Larry Flynt(1996) 』で弁護士役をやらないで欲し かったね.どうも悪役がすぐに良い役になってしまうと観ている方の心構えが追いつ かない.これは,Neve Campbellにも当てはまる.テレビシリーズの"Party of Five" (1994) ではイイコだったのにその後不良少女役が増えてしまって残念.彼女 に似合うのはインディアン役なのだ.『Baree/Northern Passage (1994) 』 の配役 責任者は偉い.
 逆に同じ役でイメージが着いてしまうと,それから抜けられないから心証察して余 りある.スーパーマンのClark Kent(初代Bud Collyer/2代Christopher Reeve)もスタ ートレックのスポック博士(Leonard Nimoy)も,何をやってもイメージが元にもどっ てしまうし.コロンボ役のPeter Falkなんか,Wim Wendersの『Wings of Desire(87)』の中でコロンボ役じゃないのに子供達に「コロンボだ,コロンボだ」と 言われちまうし.
 その点,Mena Suvariなんか,『American Beauty (1999)』の大ヒットでその後のイ メージをどうするのかと人事ながら心配していたら,ちゃんと『American Pie (1999) 』とか『American Virgin (2000)』『American Pie II(2001) 』とか (どちらも観てないけど)出演映画 のタイトルをきちんと統一しながら邁進しているので偉い.(2001.3.10)

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#12 American Beauty (1999),Contact (1997)

 『American Beauty (1999)』は,いろいろな意味で現代のアメリカを 象徴する映画だった.普通の住宅街の普通の家族の話で,アメリカならあり そうなエピソードのオンパレード.中年男の悲哀と希望を軸に,登場人物全員 がメンタルな弱さを持ち,10代の娘と親の関係・銃や麻薬・不倫に同性愛まで 絡ませて,コメディーでありながら,最後はミステリー仕立てで終わらせる. これがあらゆる映画賞を総なめにした,というのもうなずける.主役だった Kevin Spacyがオスカーを手にして壇上で涙ぐんだ,というのが昨年の授賞式 での一番の話題だった.Mena SuvariにAmerican Beautyという名のバラの 花びらが落ちてゆく,独自の映像シーンは音声がないだけ印象的で,その後同様 なシーンを作った映画がみな2番煎じに見えてしまうから,それだけでもたいしたものである.  
 Kevin Spacyに初めて注目したのは,『Contact (1997)』だった.これは, Carl Saganの同名小説の映画化で,宇宙人と地球人の遭遇をできる限り現代の 科学に忠実に,映像化したものである.実際,ストーリーは,後半に主役の Jodie Fosterが神秘体験をする直前までは,すべて「あってもおかしくはない」 展開であった.この中でKevin Spacyは,政府側の立場で最後にJodie Fosterを 糾弾する役だったと思うのだが,(僕の記憶違いか, IMDB のリストには登場していないが),そこで議論される『科学者は神秘体験を認めるのか』 『予算を使ってきちんと説明できる結果を出したのかどうか』という問いかけもまた 現代のアメリカでしか真摯に問えないものだ.前者は未だに進化論を教えないことを 支持する強力な宗教団体があるから深みが増す問いであり,後者は「経費に見合う 結果を現代科学は我々に提供しているのか」というプラグマティックな思想が背景 にある.『Contact』のストーリーは,一般受けするような結末に終わったが, 科学を商売にしている者の立場でこの映画を見ると,Carl Saganが科学者への遺言として, 痛烈な自己批判を促しているようにも感じられた. (2001.3.11)

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#13 "Brat Pack"

 『Contact(1997)』は,それまでスキャンダルで消えていたRob Loweが, 久しぶりにメジャーに登場したことも話題だった.彼がJodie Fosterと共演 したのは『The Hotel New Hampshire (1984)』 以来である.その間の二人 の人生は雲泥以上に隔たることになってしまった.  
 84-85年頃は,日本では単館ロードショーがメジャーになり始めた頃で, 『Hotel New Hampshire』はその牽引役だったと記憶している.しかし これはよく分からない映画であった.ストーリーは不幸の固まりなのだが, 出演者はみな幸せなのだ.結局 Jodie FosterとRob Loweが一部屋で 長時間過ごすシーンと,Nastassja Kinskiが熊の着ぐるみを脱ぐところ だけ押さえておけば良い映画と言えよう.  
 当時のRob Loweは80年代青春映画を盛り上げる"Brat Pack"軍団の リーダー的な存在だった.Emilio Estevez+Charlie Sheen兄弟, Andrew McCarthy, Judd Nelson, Demi Moore(62年生), Alley Sheedy(62年), Molly Ringwaldらの元気の良い若手が組み合わせ を替えて映画を次々量産していた.『St. Elmo's Fire (1985)』 『The Breakfast Club(1985)』『About Last Night... (1986) 』『Wisdom (1986) 』...  
 僕が一番好きだったのは『St. Elmo's Fire』で,これは料金を払って 映画館で2回観た最初の映画だ.大学生の男女数人の仲良しグループが 卒業後それぞれの人生を歩みながらも,くっついたり離れたり,という話 である.『St. Elmo』は,彼らのたまり場となった店の名前,最後には 「もうここは俺達の来る場所じゃない」となるストーリー. 僕はずっと男子校の学生生活だったから,共学の学校を描く映画やテレビに 憧れがある.登場人物の 誰に共感を覚えるか,真剣に自問自答したりした.サントラも買って, 結局ビデオも買った.これだけ投資した映画は他にない.  
 こういうタイプの男女混合青春成長物語,僕は結構好きである.だから 『St. Elmo's Fire』の路線を高校生版にしたTVシリーズの『ビバリー ヒルズ高校白書90210』も(当時のShannon Dohertyが魅力的だった こともあるが)要チェック番組だったし,社会人版に延長したTVシリーズ 『フレンズ』もできる限り欠かさずチェックしていた.  
 このへんの話は,思い入れがたっぷりとあるので,いくらでも文章が 書けるのだが,さて次回は話をDemi Mooreで始めるか, Shannon Dohertyで始めるかしばらく悩みそうである.(2001.3.11)

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#14 Twin Peaks

 悩んだ末,結局『Twin Peaks (1990)』について書くことにする.これも私の好き な女優達を排出したTVシリーズ(+映画)である.日本でもレンタルビデオ屋で異様な ヒットとなり,全30巻だったかを借りるのに,ビデオ屋をいつも数件巡回しながら苦 労していて入手していた記憶がある.監督がDevid Lynchなので,そのストーリーの 異様さは想像できよう.Devid Lynchは,一般には『The Elephant man (1980)』の監 督として知られるが,彼の美学は『Blue Velvet (1986)』にあり,そこで世間に熟女 の衝撃を与えたIsabella Rossellini(当時34)とその後数年同棲していることが報じ られている.きわめて,きわもの好みの作品を作る人で,同じようにきわもの俳優の Dennis Hopperと組合わさった『Blue Velvet』は,全然ストーリーはなっていない が,美学の点でその筋の人をうならせた.
 さて,『Twin Peaks』は,ワシントン州の製材所がある小さな町で起こった女子高 校生の殺人事件から始まり,その犯人をFBI役の(Lynch氏御用達の)Kyle MacLachlanが追求してゆく話である.こういったサスペンスでは,犯人は普通の人間 で普通の動機があり普通にトリックを仕掛けているべきであるが,そうではない.例 えばAlfred Hitchcockの『Psycho (1960)』で,犯人が二重人格者だったという結末 で「そんなのありかよー」という感想を持つのと同じく,『Twin Peaks』も「そんな のありかよー」の連続である.FBIが石を投げて犯人を特定したり,夢を見て啓示を 受けたり,まともにストーリーを追う方がばかばかしい.むしろ,お目当てにすべき は,登場する女子高校生達で,Maedchen Amick, Lara Flynn Boyle, Sherilyn Fenn, Laura Palmer(死体役とその双子の姉妹役), Heather Graham (あまり知られて ないけどパイ屋のバイト役で出ていたのだ)などが出演しており,「こんなにかわい い娘ばっかりの高校があるわけないだろ」と世間を怒らせたものである.(Lynch氏御 用達のLaura Darnが出てこないのは救いであった.)
 彼女たちがその後も多く活躍しているのは頼もしい限りだ.このへんの話は,思い 入れがたっぷりとあるので,いくらでも文章が書けるのだが,さて次回は話を Maedchen Amickで始めるか,Sherilyn Fennで始めるかHeather Grahamにするか,し ばらく悩みそうである.(2001.3.15)

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#15 You do the math.

 ちょっと前の文章を読み直したら,すでにHeather Grahamが登場していた. どうも思考回路がいつも同じなので同じ話になってしまうようだ.話を少し 変えて,登場人物が少なくて感動した映画の話にする.
 『Two Girls and a Guy (1997)』は,全編通じて3人しか出てこない. Robert Downey Jr.(最近麻薬で再度逮捕されテレビ番組を降板させられた. 結構芸達者)が帰宅したところを,二股かけていたガールフレンド達が鉢合 わせていて(Heather GrahamとNatasha Gregson Wagner),壮絶な言い 合いになる,という展開だ.この3人本当に良くしゃべる.いいヒアリングになる. しかも,ためになる英語である.この映画の 紹介文に一言, 「You do the math.」と書き残している人がいて大いに笑った.
 登場人物が二人,という映画もある.孤島に美男美女が一組流され着いて, そこでのほほん,という設定のご気楽ご満悦みんなの夢物語映画もいくつか あるが,もう少し演技力が問われる映画として,『Closet Land (1991)』を 挙げたい.これは,全編を通じてMadeleine StoweがAlan Rickmanに机を 挟んで尋問される,という話だ.舞台は近未来の管理社会を暗示しており, 政治的なメッセージを子供向けの本ににじませた,という因縁をつけられた Madeleine Stoweが全編「No, No」と言い続ける設定である.こういう 映画こそ役者としての技量が試される.二人とも立派であった.
 Madeleine Stoweは,薄幸な役をさせると似合う.すなわちそれは, Kevin Costnerと結ばれるのに苦労する『Revenge (1990)』だったり, Daniel Day-Lewisと結ばれるのに苦労する『The Last of the Mohicans(1992)』 だったりする.逆に『The Bad girl (1994)』のような元気な役は合わないから 不思議である.「助けてあげなくっちゃ」と思わせるところを持つ不思議な人である. ...結局女優の話になってしまった.(2001.3.15)

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#16 画像の検索

 先日,ホームページのアクセス状況ログのありかを教えてもらった.ホーム ページ開設以来5年弱,初めて調べてみたら, 一番ヒットされているのは, 女優一覧ページだった.ここだけで全体の1/3. ここだけで毎日数十人.半年ばかり更新していないページ なのだが,需要と ファンがあるらしい.もともとこの一覧は,自分のために作ったので, 映画タイトルと女優名(しかも髪の長い女優ばかり)を結びつけたり, お気に入り女優の過去の作品を調べるためのものだ.写真は一枚もない. 写真へのリンクもない.私の趣味から言って他の人の役に立つとは思えないのだが,...
 さて,そんなインターネット漂流者に朗報である.私のインターネット リゾースは映画リンクにある通りなのだが, このたび検索エンジンGoogleが, 画像検索を可能にしてくれた.お気に入り女優の写真もこれなら一発である....
 ...そう思ったのだが,実はいろいろ難点があった.あまり有名な人ではないと, 同姓同名の一般人の写真もたくさん拾ってしまう.それに私が大いに期待した, かつてのHBO/Cinemaxの金曜深夜番組女優Landon Hallも,同姓同名の建築物 「ランドンホール」を多数ヒットしてしまった.(2001.11.5)

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#17 ラックス・スーパーリッチ系

 アメリカ生活の映画チャンネルから離れること半年.我が家のテレビは 地上波だけしか入らないので,映画を見る手段を失ってしまい, 手持ちぶさたの日々を送っている.コマーシャルで分断されてしまう 映画を見るには耐えないし,かといってレンタルビデオもなかなか見たいものが見つからない. 俳優名がカタカナ表記されてしまっている現実には慣れてきたが, 映画タイトルがかなり自由に邦訳されてしまっていてそれぞれに違和感がある.
 しかし,日本ではアメリカ映画以外の洋画もいろいろ手に入るのが嬉しい. 帰国して,真っ先に借りたのは,Marie Gillainの映画だった.フランス女優映画, ずっと見たかった.Catherine Deneuve (43年生まれ)やIsabelle Adjani (55年) から話を始めるつもりは無いが,Marie Gillain (75年)は,Emmanuelle Beart(65年)・ Juliette Binoche (65年)・Sophie Marceau(66年)トリオ以降の 「脱いでも可愛いんです系」女優として,Romane Bohringer(73年)と並ぶ久々の注目女優である.
 初夏の頃は,日本は,イタリア映画「マレーナMalena」に出演した Monica Bellucci(68年)の来日で話題持ちきりだった.最近では, Tom CruiseがNicole Kidmanから乗り換えた,というPenelope Cruz(74年)だろうか. 日本の映画宣伝マンは,なかなか私の好みを心得ている,と感心してしまう. Penelope Cruzは,最近Lux SuperrichのCMに登場している.長い髪フェチの私としては, 誰かこのCMをweb上で提供してくれないか,首を長くして待っているところだ.
 Lux Superrichのホームページによれば,これまでこのシリーズのCMに登場した女優は, Brooke Shields, Jennifer Connery, Gabrielle Anwar, Alison Elliott, Catherine Zeta Jones, Kate Beckinsaleだという.Demi Mooreも出ていたような気がするが気のせいか. 「ラックス・スーパーリッチ系」の女優は,なかなか私の好みを心得ている. そういえば,私が初めて一人で映画をみたのは,Brooke Shieldsだった. Bruce Willesは,売れない時代にLinda Fiorentinoと同棲していたという話だが, Demi Mooreとは基本的に同じタイプなので親近感を抱く.
 そう考えると,「ラックス・スーパーリッチ系」の次の候補は, 「長髪元気系」Sandra Bulluck, Jules Asner, Sela Wardあたりか,それとも「長髪癒し系」の Roma Downey, Dana Delany, Kristin Davis, Katie Holmes, Kristin Scott-Thomasあたりだろうか.「同じ顔系」として, Helen Hunt, Leelee Sobieski, Jodie Foster を3人同時に登場させるのも一興かもしれない.(2001.11.28)

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#18 L' Appartement(1996)

 またまたしばらく期間が空いてしまったが,昨晩久しぶりに感心した 映画を見たので,エッセイを再開する.最近はビデオのパッケージにある 解説文にはぐらかされることが続き,レンタルするときに過剰な期待を 寄せることは意識的にしなくなった(やっと私も学習した,ということか). 昨晩も,単にRomane BohringerとMonica Bellucciが共演していると いうだけの理由で手に取った.それ以上の期待はしていなかった 「L' Appartement」(1996, 邦題「アパートメント」)である.
 それだけに,これほどストーリー展開が意表を突いていて,しかも伏線が 要所要所に絡みあっていようとは,全く嬉しい誤算だった.見始めたのが午前2時. 途中で止めるに止められず,これほど結末が予想できない映画はこれまでなかった. 女優二人が素晴らしくて,男優がどうしようもないのは,言わずもがなだが, 脚本の完成度の高さに脱帽である.
 ジャンルは恋愛ドラマになるだろうか.始まりからしばらくは,単なる ストーカー映画かと思ったのだが,観客として展開を裏切られることが数回あり, 最後のクライマックスに向けてクリアしなければならない伏線がいくつも生じ, はらはらしながら見なくてはならなかった.見ていない人のためにストーリーも 伏線も書かない方が良いと思うので,実にもどかしくて歯がゆい文章になってしまう. 書きたいけれど書けない,王様の耳状態である.映画全体はAlfred Hitchcockの 雰囲気である.この映画の脚本を書き監督もした,Gilles Mimouniは,未だこの 映画以外にはメジャーに登場していないようだ.フランス映画をもっと盛り上げて もらいたいものだ.
 Monica Bellucciは若いし,Romane Bohringerは相変わらずうつくしー. 間違いなく,この夏の(my)大ヒット作品である.(公開は6年前だが許してもらお). (2002/6/22)


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Last Updated: 2002/6/22