HShinkai: His Comment/what I recommend today 2000

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- January 11, 2000

本を探す

仕事柄,本はたまる一方だ.性格上,本を捨てることができない. したがって,いつも引越が怖い.だが,それにもめげず本を探すの も好きである.最近は,インターネット上で新しい本も古い本も 簡単に検索できるようになった.本屋を歩き回って,実物を眺め, 気に入って本を買う,という楽しさからは程遠いが,書名や内容が わかっているときにはとても便利である.今年のTime紙の man of the yearにはamazon.comの創業者が選ばれ,いろいろ 異論が出ているようだが,私はamazon.comの,いわゆる 「検索エンジン」は,なかなかヒット率が高いので,重宝している. ただし,新書でも値段は barnsandnoble.comの方が安かったり する.便利なサイトをどれだけ知っているかで財布に響くのだから, 気をつけないといけない.ちなみに,出版社のホームページは, オンライン上の直接販売に関しては,定価販売だったり発注形式が セキュアでなかったり,使えないものがまだまだ多い.
 先日,古本屋のサイト を使ってみて,改めてその便利さに 感嘆した.探していたのは 「The nine nations of North America (by J. Garreau)」と いう82年の本だったが,曖昧な書名を入力しただけで,直ちに アメリカ各地の古本屋の中から,十数冊の選択肢が示された. 本の状態により,また古本家主の評価により値段は3ドルから 30ドルまで幅があり,自分の納得するものを選んで申し込めば いいのだ.このように,いくつかの本屋を比較して,気に入った 値段のものを選べる選択肢が出てきたことが,最大のメリットでは ないだろうか.これを「消費者主導の流通構造革命」とまで大げさに 言うつもりはないが,欲しいものを手に入れるための手段が確実に 存在している,という安心感は何にも代え難いと思う.日本でも 古本屋組合 がネット上での検索を引き受けてくれているらしい. ちなみに私は今「Boy From Nebraska: The Story of Ben Kuroki. (by R.G. Martin, 1946)」という本の翻訳されたものを探している. 日本の古本屋の反応が楽しみである.
 ところで,オンライン上の販売は,まだ採算ラインをとれるか どうか微妙なんだそうである.話題のオンラインショップの株 を買うよりも,宅急便会社の株を買う方が良い,と述べている コラムニストがいて,なかなか賢い奴だと思った.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- January 15, 2000

タイトルの裏を読む

 普段はNewsweekを定期購入しているのだが,TimeがPerson of the Century 特別号を12/31付で出し,Einsteinが表紙に選ばれていたので,本屋を探し回り, ようやく手に入れた.目的の号はPerson of the year号と元旦記念号との3冊の 抱き合わせ販売だった.しかし,この組み合わせは保存版として長く楽しめそうだ. 話のネタがいろいろ浮かんできそうである.(そうそう,Einsteinの写真が一枚 裏焼きなのも楽しめます.)
 週刊誌をせっかく定期購読していても,記事をまともに読むことはほとんど ないのだが,タイトルには一応目を通す.そしてだんだんわかってきたのは, Time/Newsweek誌とも多くのタイトルの付け方に,「知る人ぞ知る」という 背景がありそうだ,ということだ.引越前に整理した時に気付いたものを いくつかメモしたが,例えば,"Fields of Death"(98/11 メキシコ台風被害) や "Love dies hard" (98/6)などは,映画のタイトル"Field of Dreams", "Die Hard"のもじりであろう."Suddenly Sassa at NBC" (98/11)や "Honey, I shrunk the notebook"(97/11)は,テレビ番組"Suddenly Susan"や ディズニーワールドの立体映画"Honey, I shrunk the audience"(あるいは ディズニー番組"Honey, I shrunk the kids")の転用に違いない. "Here comes the son" (99/6 ジョージ・ブッシュの立候補)は ビートルズの歌詞から,という可能性を考えると, Bell of the Brawl (99/5)は,舞踏会の美女(Belle of the Ball)が下敷きか. とすると,The importance of being ...とくれば, Oscar Wildeの"The Importance of Being Earnest"が頭に浮かぶ. 冒頭の号では"Time's Brief History"というコラムがいくつかあるが, これはEinsteinの解説をSteve Hawkingが書いていることにひっかけ たものだろう(数年前のHawkingのベストセラー"Brief History of Time"の ことですよ).他にも僕にはわからないだけで普通のアメリカ人なら ピンと来ることがたくさんあるに違いない.
 日本で英語の勉強にTimeの購読を薦める人もいるが,時事ものの 楽しさは原住民でなければ理解できない部分も多く,僕なら絶対に 人には薦めない.消化不良の学習は精神衛生上たいへん悪いと思うからである.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- January 24, 2000

「21世紀日本の構想」

 「21世紀日本の構想」が 首相官邸ホームページ で公開された.ミ レニアムを機会に,日本の将来を大胆に論じる,という目的はなか なかよい.総論の冒頭の書き出しに『私たち日本人が...国のあ り方や国家像を語るのが,何か気恥ずかしいことであるかのような, 時代遅れであるかのような気分が社会に広がってしまった』『政策 批判は至る所で聞かれたが,建設的提案は少なかった』とあるのは, なかなか的を得ている.無関心の元凶は,民意の反映しない政治が 続き,グローバルな視点のかけらもない政策が続けざまになされて いるからだと思う.現政権だけに限らず,こと政治に関してはずっ と以前から停滞気味でまったく面白く感じられない.日本の政治は, 一重に役者不足なのだと思う.
 さて,「21世紀日本の構想」は,現首相が懇談会に内容を一任した らしく,なかなか読んで面白い文面だ.「義務教育の週3日制」「首 相の公選制」「英語の第2公用語化」「選挙権を18歳に」など(敢 えて話題となることを狙って書かれたような)大胆な提言ばかりが マスコミで取り上げられているようだが,その真剣で柔軟な文章に 読みいった.
 以前朝日新聞が憲法記念日に(95/5/3)日本の将来のあるべき姿と して,思い切った提言を出した ことがあったが,今回はそれの官邸版と言えるだろう.
 「構想」は,『組織の世紀から個人の世紀へ』という言葉を骨子 に据えて,政治のあるべき姿として『統治から(契約的な緊張関係 の意味合いを持つ)協治(ガバナンス)へ』と説く.日本国民に自 信を持たせつつ『立ち向かう楽観主義』を標榜するのはややクラー ク卿の「少年よ大志を抱け」的ではあるが,高齢化社会がかつてな いスピードで訪れる心の準備をするために,若い世代はこの「構想」 に目を通すべきだろう.読み終えて,「国が何をしてくれるか,で はなく,自分が国に何ができるかを考えて欲しい.」というケネディ の言葉が思い出された.
 これまであまりにもビジョンも反省もない日本の政治・無責任な ジャーナリズムに多少いらだちもあったが,まだまだ日本も捨てた もんじゃない.朝日の提言のときはその後さしたる運動も反省も見 られなかったのが残念だった.私は,今回の提言が今後どういう形 で活かされていくのかとても興味がある.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- February 10, 2000

テレビがとつぜん字幕付きに

 近所の日本人の家庭によく出入りするようになった妻君は,在米日本人 にとって実に有用な情報を多く仕入れてくるようになった.以前から,アメ リカのテレビ放送には聴覚障害者の為の英語字幕が出る番組があるらしい, との情報はあったが,それを見るためには専用のデコーダーを買う必要があ る,とずっと思っていた.しかし,普通の電器屋で見かけることはなく, ニュージャージーのヤオハンには,その種の機械が売られていたが買う機会を 逃していた.妻君が今日得てきた情報は,アメリカのテレビには通常その 装置があらかじめ含まれている,というもの.調べてみると,確かにテレビ の設定メニューのなかに,closed caption (yes/no)という項目があり,それ をyesにすることで,我が家のテレビはいきなり英語字幕付きに変身した.これ まで3年以上もそんな便利な機能を知らずに英語放送を必死に聞いていたこと になる.我が家の小さなテレビのリモコンにはcaption選択ボタンがなかった から,すっかりその機能はないもの,と思っていたのだ.(私は機械には疎 い.)
 字幕が表示されるかどうかは,番組によるようだ.すでに録画されていた ビデオの再生でも字幕情報が含まれていたものは表示される.CNNのニュース もクイズ番組もとたんに分かりやすくなった.映画もため息[sigh...]とかう めき声[moaning],サイレン[siren]などの状況説明もあり,また映画中の挿 入歌も表示されることがあるので,これでやっとストーリーが余さず追える ようになった感じがする.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- February 16, 2000

ケーブルモデムの導入

 電話会社がケーブルテレビ会社を買収し,ケーブルテレビの回線 を使ったインターネットサービスを始めている.まだ始まったばか りで,顧客獲得のために,設置工事と設備無料,利用料金3か月半額 (通常は月額40ドル)のキャンペーンを展開している.引越以来高速 な接続ができず,地元のプロバイダも長時間連続接続には不安定 なので,早速申し込んだ.
 数日後には工事人がやってきた.しかし,工事人の知識不足と, サーバーのメインテナンス時間と,サポートセンターの不手際と, こちらが日本語MacOSを使っていたことが重なって,電子メールが 首尾よく使えるようになるまでに,一日要したが,やっとすべてが 解決し,現在は快適になった.速度は10baseT接続の半分位の スピードか.しかし,IPアドレスを割り当てられて連続接続が保証 されたので,数値計算もX window転送も可能になったのが最大の成果である.
 しかし毎度のことだが,アメリカの社会というのは,こちらが 文句を言わないときちんと動いてくれないのが腹立たしい. 「設置工事人は工事をするだけ.あとはサポートセンター」と分業 するのは勝手だが,せめて接続に関する最低限のマニュアルは欲しい し,その知識を有する工事人であって欲しかった.毎度のことだが, このようなクレームや質問は,電子メールやFAXなどの文書では, ほとんど回答が得られることがない.直接出向くか電話をかけて, 納得のいくまで粘らないといけない.思い起こせば社会保証番号の 獲得から始まって,ビザ申請のあれこれ,引越遅着のクレーム, メイルリベート不着のクレーム,給与所得証明不着のクレーム, ...毎度のことだが,その度に長い電話の順番待ちとその後の たらい回しに耐え,拙い英語も同じことを数回繰り返すうちに上達し, 相手にも通じるのであった.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- April 15, 2000

残るべきか残らざるべきか

 研究者を目指している同世代の友達が,また一人リタイアした. 先が見えない,研究職ポジションへの長い道のりの中で,見切りを つけて一人,また一人と,企業人に転身してゆく.皆,自分のこと を落伍者だ,と思ってしまうから,友達としてのつき合いが続くこ とはない.こうして私はこれまでに何人も同志の友を失ってきた. 今年もこれで2回目である.
 いままでも大きな節目は何回かあった.修士課程を終えて,博士 課程に進むとき,私の指導教授は「将来の保証はしない」ことを繰 り返し私に説いたものだ.博士課程に進んで学位は取れても,その 後職に就けるかどうかは自分の責任である.それは承 知していた. 学位を取る前に脱落する者も多い.学位を取ってから研究者をあき らめ る者も多かった.必ずしも能力のない者が脱落するわけではな かった.むしろ先見性のある者の方が,実を取っている感もある. だから,企業就職せず残るのは,一部の 本当に優秀な輩と,そうで もない鈍感の者なのだ.
 僕自身は,残念ながら後者に属するのだと思う.高校時代から, 飛び抜けて優秀な友を多く見てきたので,例え大学で優等生に見ら れても所詮「井の中の蛙」であることは心得ていた.同世代の,自 分より明らかに優秀な同志が,次々にリタイアしていくのを見るの はつらい.しかし,同情している余裕はない.自分だって,とりあ えず今まで幸運にも収入源はつながって確保できているものの,常 に2年後の職は未定なのだ.
 時々出される公募は,all or nothingの選抜である.わずかな希望 を持ちながら, 一人応募書類を作成する時,どうしようもない虚脱 感におそわれることがある.しかし応募しなければ,チャンスはな いのだ.
 年輩の教授らは「昔はもっとひどかった」と口をそろえる.「や めようかと思っ た」ことはあるが,「結局は好きだったので研究を 続けた」人が多い.確かに好きでなければ,こんな割の合わない職 業ないだろう.好きでないテーマを研究し続けなけ ればならないと したら,即止めるのが賢いというものだ.幸い現在の私は,自分の 全責任で仕事を進められる地位にある.幸い声もいろいろかかって 手がけているテーマも多岐にわたって忙しい.忙しいうちが花,仕 事に没頭できるうちが花,...そう 思って「今日も稼いでくるよ」 と毎朝家を出るのであった.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- May 26, 2000

記者会見のオンラインサービス

 森総理の「神の国」釈明記者会見に,興味をもって,インターネットを 探していたら, 記者会見全文を掲載しているページがあった.動画もある ようだが,(見る余裕はなかったが),事務方が何度も「もう時間ですから」 とさえぎるのにも負けず,記者がしつこく食い下がっている様子が分かって 面白かった.このサイトには,この他にもさまざまな記者会見がアップロード されており,同日の石原都知事などは,対照的に,記者に対して余裕たっぷり に応答していて妙味だった.
 新聞記者のフィルターを通さない生の情報が,自宅にいながらにして手に 入ることはとてもすばらしい.スペースシャトルからの映像をそのまま 何の説明も無しに延々と放送するNASAチャンネルを初めてみたときは とても感動した.何年か経てば,もっと世の中情報が溢れるようになるだろう. それらを分別し,判断できる心構えを常に持っていたいと思う.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- May 27, 2000

推薦書

 次の職へ応募するにあたり,初めて自薦の推薦書を書いてみた.自分の業績 にどれだけ独自性があって,どれだけ将来性があるものか,自分がどれだけ いい人柄か,..書けば書くほどなかなか恥ずかしいものである.通常, 応募者の業績を照会できるような人を数名列記することが要求されるので, いいことを書きすぎる,というのも考えものだ.難しいものである.
 ところで,研究所内で備品を探しているときに,この研究所で公募した 研究職への申請書類の山が無造作に置かれていたのを見つけたことがある. ちょうど誰もいない週末だったので,読みふけってしまった.推薦書の 書き方も人それぞれで,英語の勉強にもなった.驚いたのは,多くの推薦書で, 「今回推薦するxx君の研究能力は,私のこれまで教えたxx君より優れているが, xx君には劣る」というような表現で,推薦する学生をかなりフェアに判断 していることである.日本では,このような相対評価はまだ珍しいだろうが, 受け取る方にとっては,的確な判断になりうるのだろう.人情に流されない 公正な判断が根付いている国だな,と再び認識した瞬間であった.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- June 13, 2000

自動天体導入機能付き天体望遠鏡

 少しは宇宙に関する仕事をしていながら,ろくに星の名前も 知らないので,妻君が天体望遠鏡を買うことを提案した.そう 言われてみると,小学生の時は確か毎月プラネタリウムに通い, 天体望遠鏡も(最低限の機能の物を)持っていたのだが,それ 以後さっぱりだったような気がする.
 20年ぶりに望遠鏡のカタログを開いてみると,技術の進歩に 驚かされた.かつては屈折,反射の2種類が庶民向けの 相場だったと思うのだが,最近はカセグレン光学系と呼ばれる鏡筒内 で2回光が反射するものまで手に入る.しかも,コンピュータ 制御で天体を見つけたり,CCDカメラで映像をモニタに映し出 したりもできるらしい.設備投資さえすれば,都会でも光害に 構わず趣味レベルの天体観測は可能になっているのである.
 少し悩んだ末,小型さで勝るMeade社のマクストフ・カセグレン 望遠鏡ETX-90ECを買うことにした.日本帰国の折にいろいろ 援助の軍資金をいただいたこともあり,この際まとめて必要な 機器も一式揃えた.総額は,同じ製品を日本で買うよりも 4割引位だった.(レンズは日本製なのだが,日本の方がやはり 高い.).超整理法の野口悠紀夫氏がどこかに書いていたが, 天体望遠鏡は,経費がかかる点で,絶対に大人の趣味である. (どうでもいいことだが,Meade社の日本の天文雑誌の広告は, 金髪碧眼のお姉さんが微笑んでいるものであった.これだって 大人を対象にしていることがあからさまである.さらにどう でもいいことだが,このお姉さんは,日本の女性雑誌で「痩せる」 とか「美白」とかの広告にも登場している,スーパーモデルの フランソワーズ・デュカスさんだそうである.妻君情報.)
 望遠鏡自体はとてもコンパクトである.三脚以外は,飛行機の 機内持ち込みも可能なくらいだ.それでいながら,オプションで 購入した制御装置を使うと,なんと自動で天体の方向を向いて くれるのである.自宅の周りは木が生い茂っているのでまだ月 しか見ていないけれど,望遠鏡自らが月の方向を探し出し, その後ずっと追尾してくれる,というのはなかなかカッコイイ. 月の表面を見て家族は感動していたようだ.土星の輪もきっと 印象的だろう.説明書が英語だから,私も勉強になっている.

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Go to 相変わらずのローマ ---------------- July 24, 2000

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- July 25, 2000

カーナビゲーション

バケーションでボストンに旅行し,レンタカーを借りた. 普通なら車で行く距離なのだろうが,旅行の目的の一つが アムトラック(アメリカの長距離旅客列車)に乗ること だったので,車は現地調達となった.ボストンの道路の わかりにくさをさんざん吹き込まれていたので,恐る恐る 運転を始めたのだが,今回のレンタカーには,ナビゲーション システムが着いていたので事態はかなり改善された.私にとっては カーナビ初体験だ.第一印象.なんて素晴らしい技術なのか. 衛星からの信号で割り出された現在地がきちんと表示され, 次の交差点の名前も出てくる.誤差は全くない.装置を いじっているうちに,目的地までの誘導も可能なことがわかった. 目的地を入力すると,高速道路利用有無,最短時間・距離の目的別に ルートを計算してくれて誘導してくれる.妻君より確実な誘導に 最初は有り難がって使い始めたが,こちらがルートを間違えると 警告され,時にはカーナビと意見が合わずうるさく感じるとき も出てきた.(間違えたまま強引に走っていると修正経路を 示してくれてはいたが..)日本語の音声も出るが,訳が変だったり, 「あと,しマイル(4 mile)です」などと言われた際には??? そして初期設定の際に少しでも車が動いていると,現在地の 特定にエラーが出るのかまったく違う道路地図が出てくること もあった.(これはまさに大韓機シベリア撃墜事件で柳田邦夫が 指摘した,なぜ大韓機がシベリア上空を飛んだのか,を地で示す 結果でもあった).今回はカーナビ様々の場面もかなりあったが, 最後にカーナビなしでボストンの一方通行の町を走れたときは, 少しばかりの征服感と勝利感に浸れたのも事実であった.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- August 10, 2000

時差ぼけに関する考察

 日本からアメリカに帰国直後で時差ぼけが苦しい.一般に,地球 を東へ飛行機で飛ぶと,西へ飛んだときより時差ぼけに苦しむこ とになる.何故だろうか.
 例えば,アメリカからヨーロッパへ(すなわち東方向へ)移動 すると,時差は+7時間.アメリカの体内時計をそのままヨーロッ パへ持ち込んだとすると,アメリカの夜12時から朝7時の睡眠時 間は,ヨーロッパでの朝7時から午後2時に相当する.だから, 「夜眠れない」かつ「朝眠い」という時差ぼけの苦しさを味わう ことになる.特に,午前中起きていなくてはならない,会議など は睡魔との戦いになる.
 逆に,アメリカから日本へ(すなわち西方向へ)移動すると時差 は+14時間.体感時間では-10時間ということになる.同様に考 えて,アメリカの夜12時から朝7時の睡眠時間は,日本での午後 2時から午後9時に相当する.だから「夕方眠くなる」時差ぼけ である.だが,これは朝から起きていて,ある程度活性化してい る頭が持ちこたえ得る可能性が高いし,やや眠くなっても夕食ま で頑張って早めに眠れば問題のないことだ.だから,日常生活で の時差ぼけの苦しさは東へ移動するほどではないのだ.
 では,真夜中に腹が減ってしまう私の腹時計はどう正当化される だろうか.日本では,朝8時,正午,夕方8時に食事を摂ってい た.時差が体感+10時間のアメリカではこれらが夕方6時,午前 10時,朝6時に相当する.このサイクルはたいして日米変わらな い.従って,空腹の原因は単に大食漢になっただけだ,と理由づ けられることになる.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- September 19, 2000

自分のホームページを公開することに関して

 僕はこまめに自分のlinkページ をupdateしている. これは,人にサービスしているのではなく,自分自身のためだ. どこにいても,同じスタートラインから インターネットにアクセスできるように,という理由だ.実際 図書館からでも町中の電器屋の端末からでも, いつも同じ自分専用の画面からスタートできるのはとても便利だ.
 一方,文章の方は閑に任せて書いているだけだ. もともと文章を書くのが好きだったこともあるが,売れる文章でもないし, アメリカ生活の暇つぶし,といった要素が強い. 写真も載せるのは趣味ではない.ひたすら重いページは モデム接続の人には迷惑だろうし,ネットワークのインフラの無駄だろう. だけども現在私は 家族写真を2枚だけ置いている.「家族はどんな感じ?」と 聞かれても,形容が難しいからだ.年賀状代わりのつもりである. [最近,防犯上の問題が指摘され,写真はすべて消去した 2002/4]
 そんなわけだから,特に多くの人に読んでもらおうと努力しているわけでもない. カウンタをつける気もないし,誰がリンクを張ろうと追跡する気はない.
 それなのに,結構みなさんチェックされてるんですね. 今回日本に2週間いて,思いもかけない人達から何回かその話題になった. 初めて会った理研の秘書さんにも「ホームページの写真を見ました」 と言われてしまった.すでに妻子持ちということがばれていたのかーーー (うーむ). 初めて会話した富山大のKさんとアメリカのポスドク制度の話をしたときも, 「読みましたよ,あなたのページ」とか突然言われて,唖然. 東京大のY君,相変わらずの大声で感想を述べてくれるし... そういえば昔サトカツさんも僕の前で 「シンカイ君のページは面白いよ」とアマリさんに紹介してくれてたっけ... (これは,社交辞礼を自意識過剰で混同しているだけかも). いやーお恥ずかしい.
 ところでところで,8月の中頃,全く別の意図でupしていた, 『ベンクロキ研究レポート』が 意外な進展を生んだ.これは, もともと私自身の「ルーツを探れ」(正確には「ルーツの子孫を探れ」)の, 当てもない閑任せのもので,妻君の発行している家族新聞に寄稿している 文章である.古本屋で手に入れた「ネブラスカから来た男」(R. Martin著, 1947)を 翻訳権を気にせずにだらだらと訳しているページであった.
 ところが,なんとベンクロキの親類と名乗る人からメールが突然届き, 本からは知ることのできなかったベンクロキの父親の名前が判明し, ベンクロキは,本当に私と血縁関係があることが判明してしまった. 情報をくれた人は日本語が読めるわけではなく,「Ben Kuroki」を検索して 私のページをヒットしたらしい.はじめは「何故あなたはBen Kurokiに興味を 持っているのか」という質問だった.(このいきさつは 『ベンクロキ研究レポート』に 報告予定.)
 世の中,知りたい情報がすぐ手に届くようになり,意外なところで人と人が結びつく. ペンシルバニアの日本語学校事情についても数人から質問を受けたし, 映画女優に関する質問もときどき来る. 他愛ないホームページが,いろいろと人の暇つぶしや役に立っていることを知ると 何となくうれしい.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- October 9, 2000

運動会

 私は昔から運動会が好きではなかった.走るのは得意ではなかっ たし,団体競技では他の仲間に迷惑をかけないように心がけるプ レッシャーで一杯だった.これはたぶん5歳の娘にとっても同じな のだろう.そもそも遺伝的要素が強い「基礎体力」を画一的に競 わせる,という趣向が好きではないのだ.
 そんな私が運動会の企画運営をすることになってしまった.セ ントラルペンシルバニアには毎週土曜日の午前中に日本語補習校 を組織している有志がいて,きちんと運動会も毎年あるのだ.生 徒は20数人,家族が10数家族という少数部隊なので,在籍2年目 になると,「理事」役に抜擢されてしまうのである.
 去年この運動会に初参加させていただいて驚いたのだが,玉入 れ・綱引き・ムカデ競争など,代々受け継がれ拡充されてきた心 温まる備品が相当あり,『少人数のため体力勝負にしない競技』 が原則なので,とても楽しい運動会なのである.体力は親が請け 負っているためか,両親もほとんどの競技に参加することになる ので休む間もない忙しい運動会でもある.
 パワフル「理事長」から「理事」就任を引き受けながらも,こ れまで帰国や出張でろくに仕事を果たせなかったので,私の運動 会企画は当然の役回りとなった.そして後継者養成のため,今年4 月にこの街へ来たYさんも運動会係に任命され,2人で紅白組分け・ 競技の決定・進行を担当することになった.
 伝統的に運動会の大筋は決まっている.揃っている備品を考慮 に入れ,「障害物競走」の内容を変え,去年不評だった「夫婦風 船運び(おしどり夫婦)」と「飴取りじゃんけん合戦」に代わる2 種目を新たに加えるだけで済みそうだった.そうは言っても『原 則』に当てはまる種目を考えるのは大変で,「フットボールリ レー」と「リボン盗り合戦」が何とか考案され,「障害物競走」 は「千鳥足競争」と名前を変えて実施することになった.(プロ グラム全容はこちら).
 こう書くととても苦労したようだが,実は私もYさんも,てきぱ きと働く有能な秘書を持っていたので,それぞれの秘書が細部を 詰め,買い出しを行い,プログラムを印刷コピーする,といった 一連の実務を担当していた.私は秘書に「千鳥足というからには, 大人にはビールを一杯飲ませなくてはいけない」とか「最後の数 種目は得点を50点にして大逆転を可能にさせなきゃ」「優勝旗授 与では生演奏を」とかいろいろ提案をしたのだが,すべて却下さ れ,ついには天気予報を電子メールする文面をチェックされて「あ なたは組織というものをわかっていない」とまで言われる始末. (そーですよ,どーせ私は会社勤めはしたことないし,どこでも 言いたいこと言わせてもらってますよ..)
 私が密かに願っていた「当日突然の大雨で運動会中止延期無し」 という筋書きは敢えなく消え,当日は寒風ながらも天気は持ち, 運動会は予定通り開始された.始まってしまえば,みんな協力的 でスムーズに進行し,子供以上に親が白熱する運動会になっていっ た.玉入れではいつの間にか親も飛び入り参加.子供のキャタピ ラリレーでは物言いが付いて,競技のやり直し.綱引きやリレー では必死に頑張る親の姿が見られ,Yさん秘書の用意したチアガー ル用ボンボンが花を添えた.Yさんの紅白分けが成功し,最後のリ レーで漸く決着がつくほどの伯仲した展開だった.
 写真やビデオを撮る余裕が全くなかったのは残念だったが,終 わった後の充実感は久しぶりに得たものだったように思う.みな さん,本当にご苦労様.とても助けられ,とても楽しみました. 秘書の諸君もご苦労様でした.この場を借りて,全世界に向けて その協力ぶりを感謝します.
 ...しかし,私もトシを取った.筋肉痛が二日後にやってき た.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- November 8, 2000

アメリカ大統領選速報

【8日午前9時】大接戦が展開されているゴア対ブッシュの大統領選は, 開票時に於いても接戦を繰り返しており,本来なら今日未明には判明 するはずだった結果は,まだ出ていない.フロリダとオレゴンを除く すべての州では開票が確定し,ゴア(20州,選挙人260人獲得)対ブッ シュ(29州,246人獲得)となっているが,結果は選挙人獲得数の多い 方(271人を獲得した方)で決まるので,フロリダ25人が決まらないと 決定が下せない状況である.
 かくいうフロリダでは,開票率99%の時点でもまだ大接戦が展開され ている.9時20分現在,ブッシュ 2,909,136票,ゴア 2,907,351票である. 実は未明の午前3時の時点ではフロリダでは6000票の差があり,CNN,NBC などはブッシュ勝利の速報を出した.ゴアも敗北宣言をして,ブッシュ に祝福の電話をかけたという.ところが,午前4時には,差が1200票に 縮み(未開票5000票),マスコミ各社はフロリダの予測を撤回,ゴアも 敗北宣言を撤回した.
 フロリダ州は州法により,票をすべて数え直すことになったようだ. 大統領が決まるまで,もう一日かかる模様である.なお,本日朝刊各紙は NY times, USA today紙とも「大接戦」と報じているが,CNNのニュースを 引用した地元紙Centre Daily timesは Bush Winsと報じてしまっている.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- December 7, 2000

日本への帰国が決まって

 幸運にも来年4月から3年間,日本で働けるポストを得た.今居候している 大学は,研究するのに刺激的だし最高の環境であると思うが,子供の小学校 入学を機会に帰国するのも悪くないと思い,現在のポストの期限を少し切り 上げて帰国することにした.
 また,引越である.苦労もあるだろうが,実に感慨深い.この秋からアメ リカ生活は5年目に入った.実にあっという間だった気がする.あと数ヶ月で この国を去り,日本に戻ると意識した瞬間,これまで買物や旅行を存分にして いなかった反動が出て,我が家族は小旅行や買物に忙しくなった.車で「たっ た3時間で」行けるLancasterにも行っていなかったし,4時間のBaltimore, 5時間のWashington DCもまだだった.Philadelphiaもまだだ.これまでの 「出不精」が災いしてにわかに週末が忙しくなった.
 一年弱の滞在で存分に旅行し大量に買物をしてゆく日本人家族を,これまで 少しばかり冷めた目で見ていたものだが,やはり自分も同類だったかもしれない.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- December 8, 2000

ドットコム企業への失望

 田舎に住んでいると,インターネットに頼ることが多い.些細な買い物も ネット上で探してしまうことがある.なにしろステートカレッジには クラシックのCDを売る店がないし,大きな電器専門店もないのだ.
 昨年末は結構マスコミに持ち上げられていた,いわゆるドットコム 企業であるが,ここのところ一斉に株価が下がったこともあって評判が 芳しくない.私も100%の期待をしなくなった.ここがアメリカだから かもしれないが,注文したものがなかなか配送されなかったり [b-movies.comのvideo](あるいはついには配達されずキャンセル したり[bn.comの本]),表示されている在庫状況がちがっていたり [amazon.comのCD],苛立つことが数回あった.去年はそれほどでも なかった.昨年のクリスマスに,ある玩具会社が期日までに大量の注文 を裁ききれなかった事件から状況が変わってきた感がある.企業側の 意欲が失せたのか,ドットコム企業が大衆化したためか,アメリカの いい加減さがここにも如実に表れているようだ.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- December 13, 2000

ブッシュ大統領誕生へ

【13日ステートカレッジ支局】先月8日未明の開票から1ヶ月以上に わたって混乱していたアメリカ大統領選であるが,ようやく決着が ついたようだ.何層にもわたるレベルでの司法による訴訟合戦も, 本日の連邦最高裁による「フロリダ州最高裁判決」差し戻し判決に より決着し,フロリダ州の(疑問票の手集計を含めない時点での) 勝者ブッシュ候補が最終的に第43代大統領に選ばれる見込みである.
 この一ヶ月の混乱を見ていると,現在のアメリカ社会の良い面も 悪い面も浮き彫りにされよう.メディアによってすでにいろいろと 指摘されているが,私が感じる最も良い面は決定過程の「透明性」 であり,悪い面は投開票過程の「いい加減さ」であった.得票数に 関する疑問を司法合戦に持ち込む透明さは,密室の会合で選ばれた 現日本の政権とは対局である.(もっとも各判決は法曹の党派によ って決定したという事情もあるらしいが).アメリカ社会の「いい 加減さ」は,もうすでに何度も身に染みているので,投票用紙の不 備だったり開票過程の不手際があったり...という事実は別に今 回始まったことではないはずであり,国民も皆容認し得ることであ ろう.ただ一部の郡で人種差別的な制限が報告されており,この点 では改善が進むことを期待したい.
 州ごとに大統領選挙人を選ぶ現制度は,大昔の「衆人がみな候補 者を熟知しているわけではない」という発想に基づく制度である.2 大政党制だからできる制度でもある.今回の総得票数ではゴア候補 の方が総得票数で勝っていた.今後アメリカでは国民の直接投票に よる大統領選への議論が加速するだろう.
 それにしても傍観者としてはなかなか楽しめる展開でもあった. 今回の騒動の締めくくりは,ゴア候補の敗北宣言である.米国東部 時間13日午後9時(日本時間14日午前11時)より,ゴア候補 は短いテレビ演説を行う予定であり,ここで敗北宣言を行うと見ら れている.どれだけ潔い引き際を見せてくれるのか期待したい.そ して,4年後,初の女性大統領候補としてヒラリークリントン議員 が登場するのを見守ることにしよう.

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(f^^) His Comments (@_<) ---------------- December 28, 2000

Hobby=鉄道模型

 渡米した頃,不思議だったことがあった.おもちゃ屋 に車のおもちゃはあっても電車や汽車のはほとんどない のだ.あっても,機関車トーマスかその互換品であるブ リオという,木製のおもちゃで,日本のプラレールに代 表されるようなプラスチック製の鉄道おもちゃが見あた らないのである.
 少ししてその謎が解けた.鉄道おもちゃは,Hobby shopという専門店が取り扱っているのだ.そして,た いていのHobby shopは,鉄道模型屋を意味し,それは 大人の趣味であり,子供用は木製の「手押し」,と相場 が決まっているのだった.
 少なからず鉄道に愛着のある私は,意図的に息子を「鉄 チャン」に育てている.1歳になった頃からプラレール を与え,機会があれば鉄道博物館へ足を運ぶ.セントル イスに住んでいた頃は,車で30分圏内に3軒Hobby shopがあった.ペンシルバニアは,かつて炭坑が各地 にあったこともあり,鉄道遺跡が点在している.過去の 栄光を物語る博物館があり,ボランティアによる保存目 的の週末運転列車もいくつかある.Hobby shopも自宅 から車で10分圏内に2軒あるのだった.
 鉄道模型を趣味とする人種は,確実に高年齢者に存在 するようで(Model Railroader誌によれば,24歳以下 は全体の1.3%,44歳以下は全体の37%),町でイベン トがあれば,必ずと言っていいほど,出来過ぎたジオラ マの中を得意げに模型を走らすおじいさんと,それをか ぶりついて見つめる小さい子供たち,という光景がどこ かにある.特にクリスマスの時期には,雪景色の町のミ ニチュア置物と並んで,ツリーの周りに鉄道模型を走ら せるのは一つの定番らしい.
 あちこちHobby shopを訪ねるうちに分かってきたの は,中心となっているのは,Oゲージ(車輪幅3.175cm) かHOゲージ(同1.65cm)で,日本で主流のNゲージ (9mm)などは脇役だということだ.どの家も広いアメ リカなら当然かもしれない.鉄道模型雑誌も数種類あり, Oゲージ専門誌や庭に線路を敷設して楽しむガーデンレー ル専門誌もあるには驚いた.ジオラマ作成も最たるもの は,液晶画面で実際の映画が上映できる野外映画館セッ ト400ドルだろうか.最近ではパソコンでレイアウトを 作成したり,それをシミュレートするソフトウエアもあ るようだ.車両をすべて金属製にして精巧に作る日本の メーカーとはちがい,アメリカで販売されているのはプ ラスチック製のメイドイン中国.もちろん値段は格段に 安く,もちろん精巧さには期待できない.
 しかし所詮は財布と相談して納得するレベルで楽しむ もの.最近帰国を前に財布の紐がゆるんだこともあり, 私もついに念願のNゲージ購入に手を出した....し かし注文したけど,いっこうに届きそうにない.どうし たものか.

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Last Updated: 2000/12/31
by Hisaaki Shinkai